1本の杉の木に、いったいどれだけの人が会いにいくのだろうか、どれだけの人がその木と記念撮影をしたのだろうか。
会社で屋久島に行く事が決まって、屋久島に行った事のある友人の話を聞いて無性に縄文杉まで訪れたくなった。縄文杉は往復10時間以上歩かないと行けない場所にある。
ハマると凝りたくなる性格で、実際この屋久島の縄文杉への登山にどれだけお金を使ったことやら。しかしながら、装備はしっかりしておいてよかった。トレッキングシューズはお店で自分の足にあったものを選べたし、ストックとスパッツは学生時代から苦しめられて来た膝の痛みを全く再発させる事なく足を守ってくれた。事前に3回はどこか山に登って練習したいと思って、2回岐阜の山を登りに行ったが、それもいい予行練習になった。縄文杉までのコースはしんどかったけど、想像を超えるしんどさでもなかったので、その辺は練習での経験がきいていた。
縄文杉に訪れたのは二日目。前日に目覚まし時計をセットしていたが、雨が降っていた事もあり、ガイドさんからちょっと早めに行きましょうと電話がかかってきて、全員起きる。5時半出発のつもりが、5時15分に変更。ぼーっとしていた意識がじょじょにはっきりしてきた時間が5時頃。やばい時間がない。慌てて準備する。僕は前日興奮しいたのか、全然眠る事ができず。夜中冷蔵庫の音さえうるさく感じしまいには冷蔵庫の電源を消した。最後に時計を見たのが2時頃だったので、3時間ぐらいしか寝れなかった。
縄文杉ルートの登山口。荒川登山口までは、屋久杉自然館からシャトルバスで行く。(屋久島山岳部車両運行対策協議会 - 縄文杉登山と車両乗入れ規制)なので、ホテルから屋久杉自然館まで、ガイドさんのワゴンで向かう。空はまだ暗く、雨が少し降っていた。宿は宮之浦だったので安房の弁当屋できたて屋パート2に着く頃には外は少し明るくなっていた。5時45分頃には屋久杉自然館に着いて、トイレに行く。ここでもあまりでなくてブルー。同じ目的を持った人が各々の車を駐車場にとめて、わいわいと朝から準備している。
6時のシャトルバス最終便に乗り込み、荒川登山口へ向かう。荒川登山口は途中まではヤクスギランドと同じ道を進む。長い間行きたがっていた場所にこれから行こうとしているのに、トイレの不安やら前日あまり眠れなかったことなどから行きのバスではナーバスになっていた。皆バスの中では朝早い事もあり寝ているのだが、ここでも寝れない。外の風景を見ながらただじっとしていた。
6時半過ぎ、荒川登山口へ到着。
ここまでトイレに行っても出てなかったので、登山口のトイレで最後のチャンスだと思っていたのですが、登山口のトイレは工事中。携帯トイレ用の仮設トイレが置かれていた。あぁ。
登山口で朝ご飯の弁当を食べる。朝食はホテルが用意してくれた弁当。今回ガイドをお願いした“なんなんさん”と少し話をする。なんなんさんは屋久島に魅了されて、屋久島に移り住んで来た人。サイトのプロフィールにMacをずっと使っているという事が書かれていて、この人しかいないのではとお願いした。カメラはLUMIXのLX-3だし、時計はスントのコアだし、メガネはジャポニスムだし、屋久島のガイドさんからフラッシャーという言葉がでてくるとは思いもよりませんでした。
準備運動をして、7時11分、縄文杉を目指して荒川登山口を出発。
縄文杉へのルートは前半長いトロッコ道がひたすら続き、後半山道を登る。トロッコ道を歩き出してしばらくすると、トンネルがある。帰りにこのトンネルに来ると帰って来た事を実感するらしい。トンネルは自動でライトアップするので、なぜか僕はどこかのテーマパークのような印象をうけた。
トロッコ道をしばらく歩いていると早速雨がポツポツと降ってきた。ガイドさんが人数分の傘を持ってきてくれてて、トロッコ道ではところどころで傘をさしながら歩いて行く。夏はカッパだと少し暑いらしく、トロッコ道だったら傘をさして歩いていくのもいいらしい。片手にストック、片手に傘というかっこうだ。
トロッコ道は前半、トロッコの線路の枕木の上を歩いて行く。スタンドバイミー風なこの道がなかなか歩きづらい。結構体力を使う。それでも、途中使われなくなたトロッコを見たり、切り株を見たり、杉の木を見たり、木々の間から見える山を見たりしながらトロッコ道を進んでいく。枕木の上を歩かないと行けないトロッコ道の終わりには、左手の見える位置に鳥居があり、その奥に神社があるようだった。ここで、無事にみな帰ってこれますようにお祈りをする。ここから枕木の上に板が敷かれており、歩きやすくなっている。
しばらく歩いて行くとはじめの休憩ポイント小杉谷へ到着。ここは昔原生林を伐採する人達が住んでいた集落があった地域。村の家々の中心に学校とその運動場があり、その脇に休憩所がある。ここで5分ほど休憩。ガイドのなんなんさんに黒糖飴をもらう。僕は一眼レフカメラD50を持っていたのだが、デジイチは歩きながら写真を撮ることは難しかった。少し雨も降っていたし、何より歩くことに集中しないともたなかったので、コンデジの方が、今回の場合はよかったかもしれない。なので、僕の撮った写真は休憩所で鞄を開けることができるところでしか撮っていない。休憩所ではここぞとばかりカメラを取り出して少し撮影。
トロッコ道はまだまだ続く。トロッコ道を歩いていると、当然川を渡る箇所がいくつもあるのだが、それを渡る橋が基本線路とその中央に60センチぐらいの幅の板が置いてあるだけで手すりもない。一歩踏み外すと大変なことになる橋が普通にある。人ってすごいなぁと思ったのは、そういう環境になると普通にみなその橋を渡っていく。トロッコ道の後半は枕木の上に板がしいてあって歩きやすいのだが、単調な道が続くので寝ないようにとなんなんさんが言っていた。僕はガイドさんの足下を見ながらただひたすらに歩く歩く歩くという事を繰り返していた。同じような景色もあったような気がして、デジャブか?と思ったりもした。
ここら辺から途中水を汲める場所も出てくる。僕はてっきり登山口に水が汲めるところがあって空のペットボトルをもっていけばいいと思っていたので、水をあまりもっていかなかった。前日の夜にホテルのサービスで冷蔵庫に入っていた500mlの前日に少し飲んでしまったペットボトルと、空のラーケンのボトルを持っていった。とにかくめちゃくちゃ汗をかくのでこまめに水分は補給したいところ、はじめから500mlのペットボトルを水を入れて持っていくのがベストでした。ちなみにお茶は利尿効果があるので、水がいいそうです。
枕木の上に板が敷かれたトロッコ道はただただひたすらに歩く歩く歩く。歩く歩く歩くと途中から一定のリズムと運動で段々気持ちよくなって、あぁこのまま歩き続けたら目的地まで着かないかなぁとさえ思った。現実は甘くないことをこの後知るのだが。
トロッコ道の終点大株歩道入口には橋とその橋を渡った先にトイレがある。縄文杉コースだけではないと思うのだが、携帯トイレだからといってどこでもトイレに行っていいというわけではなさそうだった(もちろん緊急時は別だと思うけど)。登山口入口には仮設トイレで携帯トイレを使うみたいだったし、回収ボックスもその登山口にあった。トロッコ道の途中にもトイレとその脇に携帯トイレのテントが2つたっていた。ゴールデンウィークのシーズンなど、人が多い時にはこの仮設トイレで携帯トイレを使うらしいです。大株歩道入口のトイレで無理やしトイレを済ます、男性用は空いていたが、女性用は行列ができていた。
大株歩道入口で少し休憩。今度はマンゴー味の飴をもらう。なんなんさん曰く「ここまでは序章にすぎません、ここからが本番」。いよいよ来たという感じ。傘はここでしまって、手袋を装着。僕は普段自転車で使っている手袋を持っていった。荒川登山口からこの大株歩道入口までガイドブックだと2時間20分ぐらい。標高は登山口が594mで大株歩道入口が929m距離にすると8km。目的地の縄文杉は標高1281mなので、残り3kmで350m登るわけだ。「はじめの3分がキツイです」となんなんさん。登りだすといきなりアスレチックが始まる。帰りにアドバイスをもらったのだが、両手にストックを持って登っていたのだが、片手にストック、片手はフリーにしていた方がよかったかもしれない。翁杉で記念撮影をしたが、結構必死に登っていて、途中の記憶があまりない。ウィルソン株はまだか、ウィルソン株はまだか、ウィルソンさん、ウィルソン株はまだですかと思いながら登っていた。
ウィルソン株は少し開けた場所にある。ウィルソン株に着くとたくさんの人がそこで休憩したり記念撮影をしたりしていた。ウィルソン株は中が空洞になっており、中に入ることができる。ウィルソン株の中のある角度から空を撮影するとハート型に見える。なんなんさんがその角度を教えてくれる。たしかにハート形だ。ウィルソン株では少し休憩したり撮影したりする。
ウィルソン株をすぎると階段階段階段。これでもかと階段が続く。階段階段階段。山道、階段。山道山道階段。ウィルソン株の先に縄文杉ルートで一番おいしい水があるとなんなんさん。屋久島の水は本当においしかった。すーっと体の中に入ってくる。おいしい。
ここら辺からすれ違う人も多くなってくる。早い時間に出発した人なんかだとすでに折り返しているのだろう。若い人だけじゃなく、それこそお年寄りの人やおじさんおばさん。中学生の団体みたいな人ともすれ違った。結構小さいこどもも親子連れでいた。縄文杉ルートでは登る人が優先らしく、上で待っててくれるので、階段とか頑張って登らないといけない。「こんにちは」「すんません」と言うと、「がんばって」と声をかけられた。
トロッコ道で見かけた杉がこどもに見えるほど、このあたりの杉のスケール感がおかしくなってくる。これだけ大きいのに、それがこのあたりでは当たり前なので名前すらない。途中に一本桜の木があり、春の中頃には花も咲くそうです。ヒメシャラというセクシーな木も途中にある。木の皮が毎年生え変わるらしく、木の幹がツルツルとしている。ヒメシャラもスケールのおかしい大きなものもあり、ガイドの間では、オバシャラ、ババシャラ(失礼)と呼ばれているらしい。見たら、あぁと思うよきっと。
階段階段階段。階段は歩きやすいように作られていると思うのだが、地面から少しあがったところに作られている。木の根の邪魔にならないようにだとは思うのだが、これが少し怖い。足を滑らさないように一段一段確実に登っていく。バランスバランス。
縄文杉の手前で昼食をとる。なかなか空いている場所がなく、もう少しガマンできますかと、空いている場所まで歩いて行く。少し登ると左手に開けた場所がありそこで昼食。ガイドさんがザックとザックカバーの間から人数分のシートをさっとだして座らせてくれる。各々場所を確保して弁当を取り出して昼食、なんなんさんがお湯を沸かしてみそ汁を作ってくれた。少し雨が降ってきたので、レインコートを羽織った。
昼飯を食べながら、なんなんさんと話をする。なんなんさんは東京でDTPの仕事をしていたらしいのだが、社員旅行で屋久島を訪れ、これは住んでみないとわからないと単身移住したらしい。10年屋久島に住んでいて、いろいろな縁でガイドの仕事をしたり、写真を撮ったり、テキストを書いたりしているそうです。
腹ごしらえもできて、さぁいよいよ縄文杉まであと少し。力を振り絞って歩き出した。縄文杉が近づいて来た、見える位置まで来ると、なんなんさんが、下を向いてくださいと声をかける。第一印象が大事だから、僕がいいところまで連れて行くので、下を向いて歩いてくださいと。最後の42段を登って縄文杉の前に立ち、せーので上を向く。
うぁ。でかい。こればっかりは写真で伝えられないが、ものすごい存在感。かつては木の根もとまで行く事ができたのだが、多くの人に根を踏まれ、縄文杉自体が弱っていたらしい。今では展望台が作られ、縄文杉に触れる位置までいくことはできないが、そのかわり根が成長していることが確認されているらしく、元気になっているとのこと。展望台からでも、そのインパクトは伝わってきます。大勢の人がここを目指し、記念撮影をしていく。面白いなぁ。階段の途中でもう無理と倒れ込んでいたおばさんも気合いと根性でたどり着いていた。みんなすごいなぁ。
縄文杉に着いたのが、12時半頃だったと思う。荷物を脇の邪魔にならないところに置いて、ここで縄文杉の話を聞いたり、写真を撮ったり、ぼーっとしたりする。あっという間に帰る時間になる。縄文杉はもう神様みたいやなと思う。縄文杉様また来ますと名残惜しみながら来た道を折り返す。そうそう、途中子宝杉というのがあって、そこで安産祈願してきた。
登りは体力、下りは集中力です。気をつけていきましょうとなんなんさん。帰り道は基本的には下りなので、僕は下りが苦手。グループで極端に遅れを取る。まあ焦ってもしょうがないし、自分のペースで足下を確認しながら歩く。怪我だけはしないように一歩一歩歩く。大王杉、夫婦杉、メデューサ、ヒメシャラと木々を見ながら一歩一歩下っていく。下りの階段も怖い、足を滑らせないように歩く。失敗だと思ったのは、色々いらないものをいっぱい荷物を背負っていたこと。いざというときのために、テーピングやら絆創膏やら着替えやら、一人だけザックが結構な重量になっていた。ただでさえ自分の体重が重いのに、さらにザックが重くして足に負荷をかけている。ガイドさんと同行しているのであれば、緊急対策セットはガイドさんに事前に話をしてある程度身軽な装備で行った方がいいかもしれない。携帯用の敷物も持ってったけど一度も使わなかったしね。
途中1回休憩をはさみ、まずは大株歩道入口まで帰ってこれた。大株歩道入口の階段のところで、なんなんさんとハイタッチ。ふぅ。またしばらく休憩。
もう後はトロッコ道を進むだけ。ここからなんなんさんが最後尾に、枕木に板が敷いてあるトロッコ道は単調なので、早歩きでクリアしようという作戦。先頭が最年少の佐藤君になると、もう着いていけないスピードに。おぉーい。僕は膝の不安もあったので、ストックを115cmぐらいにして、1、2、1、2とリズムを作りながら歩いていた。1、2、1、2。トロッコ道は本当に長い。この道はトボトボ歩いてはいけない。テンポよく歩かねば。1、2、1、2。
途中なんなんさんが声をかけてくれて、トロッコ道の脇の川で休憩した。この場所が本当に良かった。なんなんさんが、アイスコーヒーをいれてくれて、奥さんが作ってくれたというケーキをいただく。あぁ幸せ。なんだかこの瞬間にいろいろ満足した。目的の縄文杉に会え、めちゃくちゃ景色のいい川沿いでアイスコーヒーとケーキをいただく。贅沢だ。靴を抜いて、靴下を脱いで、裸足になって、川に足をつける。冷たい。冷え冷え。疲れた足を癒す。
さぁ、帰り道頑張ろうと元気になった。引き続きトロッコ道を歩く、1、2、1、2。結構フラフラになってきたので、橋だけは慎重に渡った。小杉谷で少し休んで、トロッコ道の枕木の上に板が敷かれた道の終着点まで。ここまで無事帰ってこれましたと神社に感謝し、枕木の上をまたぐトロッコ道を引き続き歩く。もう少し、歩く歩く歩く。行きに見た名前の着いていた杉の木が本当に小さく見える。
トンネルまで来て、橋を渡り、17時22分。荒川登山口に帰って来た。ふー。帰りは驚くほどハイペースで帰って来た。18時がシャトルバスの最終便なのだが、その一本前17時半のシャトルバスに乗ることができた。シャトルバスで屋久杉自然館の駐車場まで。駐車場に来る頃には足が動かない状態になっていた。体を動かしている時は、明日雲水峡も行くんだと思っていたのだが、とてもじゃない。無理だった。どんなけアドレナリンでてたんだろう。スネって筋肉痛になるんだと思った。よく歩いた、がんばったオレの足。
ホテルまでなんなんさんの車で送ってもらう。なんなんさんは不思議な魅力のある人だなぁと別れを惜しみつつ車中で話をする。ホテルまで送ってもらって最後握手をし、お別れ。ありがとうございました。本当にお世話になった。また屋久島に行く事があったら、お会いしたいです。というか絶対に会いに行きます。
こうして縄文杉に無事会うことができました。翌日は案の上、足が筋肉痛で動けなく、みんなと滝を見たりしながらゆっくりしてました。あまりに非現実的な経験に夢のような感じがしましたが、足の痛みがそれを現実だと確認させてくれた。また屋久島いきたいなぁ、白谷雲水峡もまだ行ってないし、太鼓岩も行きたい。いつかはモッチョム岳も挑戦してみたいし、また必ず行きたいと思いました。
最後になりましたが、ガイドをしてくださった、なんなんさん、素敵なツアーありがとうございました。縄文杉に行きたいと言い出して、オッケーを出してくださったかずみちさん、ゆりさん、ありがとうございました。一緒に縄文杉までいった高橋くん、佐藤くん、ありがとう。縄文杉の練習に登山を付き合ってくれた晶子ありがとう。そして多くの人にアドバイスなどいただいてほんとうにありがとうございました。
ちょっと京都に行って来た。昼に仕事に用事を済ませ、夕方から恩師の結婚のパーティだったのだが、その間少し時間があったので、京都に住んでいる山登りをしている先輩に連絡を取って、お茶した。
山の話とか仕事の話とかいろいろ話せて楽しかったです。山で重宝するものという話でジップロックを薦められた。ロールペーパーなんかを入れたり、とにかく雨にぬれて困るものをざっくり入れておくといいらしい。iPhoneもジップロックに入れた状態で使えるのもいい感じ。
ストックは165cmの身長なら登りは110〜115、下りは120〜130ぐらいの設定で、ストラッップに腕は通さずに、ストックを自由に持てるようにしとく方がいいらしい。岩場やはしごではストックはたたむ。登りで急なところでも、手首が肩よりあがらないように持ち手の方を調整するとのこと。
オススメされた山は、八ヶ岳、立山。なぜか恩師の結婚のパーティでも別の先輩と山の話になって、霊山岳をすすめられた。詳しく調べてみよう。
いつか登りに行きたいっすね。
tags:山
屋久島に向けて、山登りのトレーニングをかねて、美濃加茂の納古山に行ってきました。納古山は633Mと低い山のわりに、周りの山々に囲まれていて頂上からの眺めがいいらしく、本当は天気のいい日に行きたかったのですが、屋久島まで日がなかったので、行ってきました。
ロック・ガーデンひちそう
美濃加茂ICを降りて、41号を北上するとロック・ガーデンひちそうという道の駅があり、そこでトイレを済ませ、売店のおばちゃんに納古山行きたいんですけどというとパンフレット(このページの下の方にあるやつ)をくれた。
初心者コースの登山口は奥の突き当たり
パンフレットを見ながら、納古山の登山口へ。納古山は中級者コースの登山口と初心者コースの登山口があり、僕らは車で行ける突き当たりの初心者コースの登山口に車を停めて入山した。
さまざまな表情
登りだした時間がちょっと遅く、午後1時から。ペースもゆっくりで、頂上についたのは3時だった。前日雨だった事もあり、登山者とすれ違う事もなかった。(頂上のノートには午前中に一人登っていた記録があったが。)
納古山ははじめ川にそってなだらかの道を進んでいき、途中から急な坂道が続く。(と言っても前回の三方山ほどではないが…。)場所場所によってさまざまな表情をみせてくれるので、登っていて楽しい。丸太で作られたベンチもところどころに用意されていたので、要所要所で休みながら進んでいく事ができた。三方山は人工的に作られた階段があったが、納古山は歩いてできた道という感じで続いていく。上の方に来ると岩が露出している部分を登っていく場所もあるので、おそるおそるという感じではあったが、慎重に進めば特に問題もない気もしました。(シューズとストック様様)頂上でごはんを食べるつもりだったのだが、時間も時間で結構暑かった事と、雨の影響か虫も多かったので、頂上から少し降りた別の場所(看板があった)でたべました。晴れてたらこんな景色が見れてたのかと思うと少し残念です。
登りは体力。下りは筋力。
下りはやっぱり苦手です。体重が重いので、膝にくるしももがプルプルする。まあそれでもストックのおかげもあって、ゆっくりと降りられました。
反省点
結局のところ、準備不足という事になるのですが、朝出発する時間が遅過ぎた事と、道に迷ったりで、登山口につく頃には1時になってしまってました。登り出す時間が遅いと、登るのに1時間半から2時間だから、往復4時間。降りてくるのが夕方頃になってしまうなぁと登る前から少し不安になります。登ってても焦ってくるのでよくないです。スケジュールとしては、朝には登りだして昼には頂上で昼ごはんというのがいいとおもいます。(というか登った人に日記を見るともっと早いなぁ)早起きしないといけませんね。
温泉
山登ったら風呂ですね。今回は 41号をさらに北上した美濃白川スポーツ・スパランドというところに行ったきました。2階に無料の休憩所があり、1時間ぐらい寝てました。(彼女は横でドラクエしてたみたい)
いよいよ
本来はもう一回ぐらい山登りたかったのですが、もう来週すぎには屋久島です。標高的にも時間的にも今日歩いた倍になるので、どんなものかは行ってみないとなんとも言えない部分もありますが、練習として山登りを体験できたことはよかったです。明日はもう一回ショップに行って足りないものがないか見てこようと思います。
納古山の参考
劔岳 点の記を見ました。この映画は明治40年ごろ、日本地図完成のために測量手柴崎が富山の未踏峰の劔岳登頂を目指す話です。
この映画のすごいところは、監督さん、役者さん、スタッフのみなさんが、撮影のために、実際に機材を背負って山に登り、3000Mの現場で撮影を行っていることです。撮影は2年、200日にもわたり、山を歩き撮影をしている。撮り方のスケジュールもほぼ台本どおりの順番に撮っているらしく、何時間もかけて歩いて、1カットしかとらないという日もある。
監督の木村大作さんは、1939年生まれだそうなので、今年で70歳!ずっと映画のキャメラマンとして半世紀ものキャリアを積み、自分がやりたいように撮るために、はじめて監督に挑戦しています。木村大作さんは演出はできないと、9時間かけて撮影現場に行きそのまま撮影に入る、そうすれば柴崎さんや長次郎さんの気持になっているのではないかと、役者さんに自然な演技ができるような状況と場所をプレゼントしているそうです。「自然を撮らせたら、木村さんが一番だと思います。」と原作者、新田次郎の息子の藤原正彦さんも言われている通り、季節ごとにみせる山々の映像が、信じられないぐらいに美しいです。またその中で立つ、浅野忠信さんや香川照之さんの立ち姿は、台詞すらいらないように感じます。
物語の柴崎さんは測量手という軍の地図を作成する仕事をしている。山に登り、測量のデータ記録する。この映画自体が、測量手柴崎さんのストーリーとオーバーラップしているように感じた。木村さんも山に登り、時には天候が悪くて1週間待ち続けて、映画を撮る。山の絵、物語を記録する。
「人がどう評価しようとも、何をしたかではなく、何のためにそれをしたかが大事です。悔いなくやり遂げることが大切だと思います」
役所広司演じる古田が、物語の中で柴崎にこんな手紙を書いている。それがそのまま映画制作のメッセージになっていたのではないとか思いました。もう1回映画館で見ようか。
メイキング映像も必見です。
tags:山
岐阜県は養老の三方山に行ってきました。ほんとは三方山の先にある養老山頂を目指してたんですが、三方山頂上についた時点で予定していた時間になってしまっていた事と、今回ははじめての登山だったので、まあ無理をせずまた来ましょうということで、三方山頂上から引き返してきました。
3回ぐらい行きたい
今年の夏に屋久島に行く予定なのですが、それまでにある程度山を歩く練習をしておきたいなということで、今月来月は3回ぐらいはどっかに登りに行こうと思っています。
ももが…
今回登った山は途中で急な登り坂があり、はじめてにしては結構きつかったです。登りは体力的に息があがるかあがらないかぐらいで、まずまずしんどかったのですが、僕的には下山が辛かった。僕の重たい全体中が足に来るので、もう途中からももがプルプルしてきて、ヤバかったです。普段自転車にそれなりに乗ってるし、太ももにはそれなりに自信があったんですが、いや〜使う筋肉が全然違いますね。
靴とストック
今回の目的の1つに靴の具合を確かめることがあったのですが、これは登ってみないとわからない経験でした。登りはかかとに力がかかってくるので、靴擦れしましたし、下りはつま先の方に力がかかってくるので、つま先があたる靴を履いていたら爪が剥がれるおそれもある。アウトドアショップでちゃんと店員さんと相談しながら買って正解でした。
それとストックにもかなり助けられました。登ってる時は短くして、下る時は長めにすることで、かなり足への負荷を減らせたのではないかと思います。
温泉も
朝10時頃から登りはじめて、12時過ぎに頂上で昼飯(と言ってもコンビニのおにぎりだけど…ビニールシートがいる!)んで、14時頃には下山して、養老らへんで温泉に行こうと思ったんですが、結局大垣まで出てコロナの湯に。山登りってほぼ初体験でしたが、山登りと温泉をセットで色々巡るのって結構楽しそう。
次はどこいますか?
今日は自転車を修理に出しにいって、ちょっと買い物をして、帰りに本屋によったら、岳(ガク)の5巻が出てた。最近、友人の中でも休みの日に山に行くという話をたまに聞くのと、この岳の影響か、山に興味が出てきた。そもそも山のある風景は好きだし。
自転車での目標はまだ半分ぐらいしか達成してないので、その目標が達成できたら山とかもいいかもね、と最近思っています。春ぐらいかな、、、。
彼女に教えてもらって、ちょっと前から気になっていたマンガ『岳(ガク)』。1、2巻を買って読みました。久々にいいマンガに出会った。こう短編のストーリーが続く感じの構成がやっぱり個人的には肌に合ってるみたいで、読んでいてとても充実感を得られる。
山岳救助ボランティアの三歩は、どこかヒョウヒョウとしつつも海外での経験が豊富だからかちゃんと分かってる。個人的に今でも大好きなマスターキートンとどこか通じるところがある。ストーリーの人間ドラマもほんとにいいし。
No, No... You, here. I'm VERY Happy.ピッツのセリフに泣いてしまいました。山のお話、とにかく機会があったら読んでみて下さい。泣けます。
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