自分をいかして生きる

自分をいかして生きる


「自分の仕事をつくる」の西村佳哲さんの「自分をいかして生きる」を読みました。内容的には「自分の仕事をつくる」の内容を補うようなものなので、前回のように働き方の具体的な事例がたくさん出てくるわけではなく、いい仕事ってなに?自分の仕事ってなに?といった事が西村さんの独特な文章で書かれた、長い手紙のようでした。(まえがきに『たぶん長い手紙のようなものになると思います。』って書かれてたからそう感じたのかもしれないけど。)

僕はウェブデザインの仕事をしている。まだまだだなぁと思って、落ち込む事もあるけど、続けている。なぜ、今の仕事を続けているのだろうか。

あるいは「自分がお客さんでいられないことはなにか?」、という問いはどうだろう。(67ページ)

本の中で、「自分がお客さんでいられないことはなにか?」という言葉が出てくる。この言葉はしっくりきた。自分よりうまい人、技術のある人は、大勢いるの中で、なぜなんだろうと思っていたし、なんかやらないとザワザワするからやっている気はしていたので。

僕が魅力を感じ、満足を覚えるのは、「いる」感じがする仕事である。
「いる・いない」は、「上手い・下手」じゃない。美味しいに越したことはないが、極端な話、不味くても「いい!」と思える店もある。そしてそんな仕事に触れている時、自分は元気になっている感覚があるのだった。(36ページ)

ウェブは思いがけない繋がりをもたらしてくれるなぁと思える反面、紙のように、そこにモノとして存在している感じが薄いので、少し寂しく思う事もある。僕は今後どのような方向に行きたいのか、ぼんやりとはイメージしているが、現実問題としてどうなるのかはわからない。ただ、この「いい!」と思える仕事をしていきたいと思ったし、ありがとうと言ってもらえる仕事をしていきたいと思う。

参考:いい仕事って、なんだろうか - リビングワールド


tags: 西村佳哲 


related links

  • » IAMAS2008 — 「自分の仕事をつくる」の西村佳哲さんもトークセッションをされるそうですよ。
  • » 「自分の仕事をつくる」を読みました
    一生のうちにまた読み返したくなる本って色々あると思うんだけど、この本もまたそういった本の一つになりました。また違う時期に読んだら違うところで引っかかりがうまれるかもしれない。 彼女に勧められて、「自分の仕事をつくる」を読みました。僕はこの本の事、西村佳哲さんの事を全く知らなかったんですが、もっと早くこの本に出会ってい...
  • » 松浦弥太郎さん
    もう、仕事術というタイトルの本は買わないとこうと漠然と思っていたのですが、ついつい手が伸びてしまいました。松浦弥太郎さんは、『暮らしの手帖』の編集長さんで、「COW BOOKS」代表というぐらいしか知らなくて、確か、ブルータスの山特集の時に書いていたテキストが面白かった印象があったので、買って読んでみた。 僕は松浦弥太郎さん...
  • » 秘密
    『容疑者Xの献身』に引き続き、友人のすすめてくれた『秘密』を読みました。 小説の感想とかってどうやって書けばいいんですかね?主人公たちの心理的な変化、加害者被害者の両方の面をひもといていく形、なかなか楽しめました。東野圭吾作品でこの『秘密』をベストに上げている人も少なくないみたいですが、僕的には前の容疑者Xの方が好き...
  • » 容疑者Xの献身
    『容疑者Xの献身』を読みました。 小説は殆ど読まないのですが、正月休みに地元の友達と何気なく話していたら東野圭吾の名前が出てきて、『容疑者Xの献身』が映画化されたしオススメだから読みなよとすすめられて読んでみた。ミステーリー素人な僕としては、最後のオチなど、そう来るかぁとうなってしまうぐらい、十分に楽しめました。読み...

投稿

名前
 
メールアドレス
 
URL
 
タイトル
コメント
パスワード
Cookieに保存

trackback

http://ra66it.net/trackback/blog/book/entry-1253.html

http://ra66it.net/blog/book/entry-1253.html