メイキング・オブ・ピクサーを読んで、ジョブズやアップルの逸話はところどころ話に聞いたりもしていたんですが、まとめて読んでみたいなぁと思って、スティーブ・ジョブズの流儀を手に取ってみました。読みはじめたのは結構前だったのですが、今日の帰りの電車で読み終えた。

半年

本書はアップルにまつわる多くの人が登場します。アップルでジョブズと働く事はどういう事なのかというのがよくわかる本でした。製品のこだわりやマーケティングの話もでてきます。個人的にはアップルで9年間働いたフロッグデザインのラフラツの話が興味深かったです。ラフラツのチームはスクロールバーをジョブスが納得するまで改良するのに半年かかったそうです。OSXが生まれる頃の話はジョブスが復帰した直後ということもあり、色々おもしろかったです。

事業とは

訳者あとがきに

事業とはメッセージである。

とあるのですが、アップルはソフトもハードもネットストアも全てをコントロールして、すぐれたデザインを追求し、マーケティングにも才能を発揮し、なによりも使い勝手と互換性が全てをコントロールすることで実現できている垂直統合型の企業という事がよくわかります。(ジョブズが去ってそれが実現できなかった時期もあるようですが…)

考え抜かれたシンプルさ

アップルのデザインの特徴の1つに、贅沢なまでのシンプルさがあります。

「スティーブのやり方がほかのみんなとちがうのは、最も重要な決定は何をするかではなく何をしないかを決めることだ、と信じていた点だ」スカリーはそう語る。

前テレビで電気屋さんで家電が種類が多過ぎて買えないと言っていた芸能人さんがいたんですが、彼女は唯一ひとりで買い物して買えたものがiPodだったそうです。僕はその時それって凄い事だなぁと思いました。

「接続。ウィーーーン。終了」

これは『フォーチュン』誌にジョブズがiPodの使いやすさを説明した短い言葉。もうなんて言うかこんなこと言ってみたい。

そういえばメイキング・オブ・ピクサーの中にも出てくる「現実歪曲空間(リアリティ・ディストーン・フィールド)」も出てきますよ。



tags:アップル  


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